■なぜ石灰?

消毒薬の特性
  • 実験室レベルでは高病原性鳥インフルエンザウイルスは市販の消毒薬で容易に死滅します。
  • また、強酸や強アルカリでも感染力を失いますので、消石灰も高病原性鳥インフルエンザウイルスの消毒に有効です。オゾン水も十分なオゾンが含まれていればウイルスを死滅させることができます。

出典:社団法人全国家畜畜産物衛生指導協会(http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/hpai_booklet.pdf)


  • インフルエンザウィルスはアルカリに弱い
    消石灰にはpH値が12以上の高アルカリ効果により30分以内に鳥インフルエンザウィルスの感染性を消失させ死滅させる効果が期待できる。
  • 屋外で長期間アルカリ性を維持する事は困難なため2週間程度の間隔で散布
  • 石灰を大量にまいても、環境に与える影響はほとんどなく限定的
なお生石灰は水と反応すると熱を持つので、消石灰が使われます。
出典:NEVERほか

■石灰のまき方

鶏舎周辺及び農場敷地周縁へ定期的に2~3m幅で消石灰を散布しましょう。また、農場内道路にも消石灰等を散布しましょう。(下図参照)

 

なお、強いアルカリ液<pH12以上>になるので、雨がっぱ、ゴム手袋、メガネ、マスク等で、目や皮膚に付かないように保護する必要があります。

■石灰をまく際の問題点

鶏舎内にまく際には、機械や自動車を鶏舎内に導入できないので手作業になります。

この時、以下の様な色々な問題が発生します。

  1. 石灰の粉が飛ぶため、呼吸がしずらくなる
  2. 石灰に水を加える必要があり、重くなる
  3. 石灰が鶏にもかかる